第0086日目 〈民数記第4章:〈ケハトの氏族とその務め〉、〈レビ人の人口調査〉他〉 [民数記]

 民数記第4章です。
 三箇日中は、1章1日でゆきたいと思います。

 4:1-20〈ケハトの氏族とその務め〉
 ケハト族は、宿営中は聖所(臨在の幕屋)を護り、移動の際は〈聖なるもの〉を運搬する役目を負う。
 但し、誤った運搬をして死を招いたりしないように、アロンとその子らは、「彼らの一人一人をそれぞれの仕事と荷物に割りふる。そうすれば、彼らが中に入っても、聖なるものをかいま見ることはなく、死を招くこともない。」(民4:19-20)

 4:21-28〈ゲルションの氏族とその務め〉
 ゲルション族は、宿営中は聖所の西を警護し、移動の際は膜や覆いなどを運搬する役目を負う。
 彼らを監督するのは、アロンの子イタマルである。

 4:29-33〈メラリの氏族とその務め〉
 メラリ族は、宿営中は聖所の北を警備し、移動の際は祭具一式などを運搬する役目を負う。
 彼らの監督を務めるのも、アロンの子イタマルである。

 4:34-49〈レビ人の人口調査〉
 モーセとアロン、共同体の指導者たちは、ケハト、ゲルション、メラリの子らを家系と氏族ごとに人口調査し、聖所での仕事に就労可能な、30-50歳の男子を数えて登録した。
 その結果は、以下の通りである。……
 01;ケハト族は2,750人
 02;ゲルション族は2,630人
 03;メラリ族は3,200人
 ━━総数は8,570人であった。
 彼らは登録されて、聖所での仕事に従事する。 



家のそばを走る箱根駅伝を、例年通り応援(見物)して、これから新年会です。◆

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第0085日目 〈民数記第3章:〈レビ人の務め〉、〈モーセおよびアロンとその子らの務め〉他〉 [民数記]

 本日は民数記第3章です。
 第1章に倣って、第3章全体も一日で概観してゆきましょう。

 3:1-13〈レビ人の務め〉
 レビ族はアロンの下に集い、臨在の幕屋の警護をする。幕屋の仕事をし、祭司として特にアロンの子らが務める。
 他の者らがその任に当たろうとした場合は、死刑である。


 3:14-20〈レビ人の人口調査〉
 レビ人を家系と氏族ごとに従って登録し、生後一ヶ月以上の男子を別に登録せよ。
 煩雑になるが、レビ族は以下のように登録された。
 レビの子、ゲルションの氏族ごとの名は、リブニ、シムイである。
 レビの子、ケハトの氏族ごとの名は、アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエルである。
 レビの子、メラリの氏族ごとの名は、マフリ、ムシである。


 3:21-26〈ゲルションの氏族とその務め〉
 レビの子、ゲルションの氏族は幕屋の西側にあたる裏手に宿営し、これを護る。
 ゲルション族の家系を代表するのは、ラエルの子エルヤサフである。


 3:27-32〈ケハトの氏族とその務め〉
 レビの子、ケハトの氏族は幕屋の南側に宿営し、聖所を護る。
 ケハト族の家系を代表するのは、ウジエルの子エリツァファンである。
 ※彼らはレビ族を代表する家系/氏族といえるかもしれないのでしょうか。「レビ人の代表者たちの代表は、祭司アロンの子エルアザルである。彼は聖所を守る者らを監督する。」(民3:32)


 3:33-37〈メラリの氏族とその務め〉
 レビの子、メラリの氏族は幕屋の北側に当たる脇を護って宿営する。
 メラリ族の家系の代表者はアビハイルの子ツリエルである。


 3:38-39〈モーセおよびアロンとその子らの務め〉
 モーセとアロン、その子らは、臨在の幕屋の前、即ち東側の正面に宿営してこれを護る。
 「彼らはイスラエルの人々のために聖所を守る。他の者がその務めをしようとするならば、死刑に処せられる。」(民3:38)


 3:40-51〈イスラエルの人の代わりをするレビ人〉
 レビ人の長子と家畜の初子を、イスラエルの人々のそれの代わりとして主へ献げよ。
 「レビ人はわたしのものである。」(民3:45)
 イスラエルの長子の数はレビ人の長子の数を上回っている。超過分を贖い金として徴収し、与えよ。


 人名が登場しだして頭がごちゃごちゃになりそうですが、こちらとしてもわかりやすく、整理して(=取捨選択して)書いてゆきます。
 ですので、みなさんもめげずについてきてください━━さんさんかのお願いです。



 新年になって最初に聴いたのは、リヒャルト・シュトラウスの《ドン・キホーテ》と《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》でした。夜が明けてノートを取りながら書いているのは、、ブルックナーの交響曲第4番。
 いったい何なんだろうね、このチョイス……年の初めに相応しいとは、とてもじゃないが思えない。うーむ。
 さて、今年はもう迷わないぞ。◆

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第0084日目 〈民数記第2章:〈全軍の配置〉〉 [民数記]

 世間のどんちゃん騒ぎには耳を傾けず、ノートは民数記第2章へ入ります。

 民2:1-34〈全軍の配置〉
 第1章で、部族ごとにその旗を掲げて宿営せよ、という主の指示がありました。
 本章では、臨在の幕屋のまわりを固めるレビ人(族)の旗の下に東西南北に各部族が集い、行進する━━と、主は宣言します。
 どこへ? むろん、カナンの地へ、であります。
 具体的な陣容については、以下の通りです、……

 東に集うはユダ族(指導者はアミナダブの子ナフション)を筆頭に、イカサル族(ツアルの子ネタンエル)、ゼブルン族(ヘロンの子エリアブ)。総勢186,400人。先頭を行進するのは彼らである。

 南に集うはルベン族(シェデウルの子エリツル)を筆頭に、シメオン族(ツリシャダイの子シェルミエル)、ガド族(デウエルの子エルヤサフ)。総勢151,450人。彼らは2番目を行進する。

 西に集うはエフライム族(アミフドの子エリシャマ)を筆頭に、マナセ族(ペダツルの子ガムリエル)、ベニヤミン族(ギドオニの子アビダン)。総勢108,100人。3番目を行進するのが彼らである。

 北に集うはダン族(アミシャダイの子アヒエゼル)を筆頭に、アシェル族(オクランの子パグイエル)、ナフタリ族(エナンの子アヒラ)。総勢157,600人。彼らは最後を行進する。

 彼ら12部族とレビ族は、「それぞれの旗の下に宿営し、またそれぞれ氏族ごとに、家系に従って行進した。」(民2:34)

 いよいよ「蜜と乳の流れる地」カナン侵攻のカウント・ダウンが始まりました。……



 年越しがむずかしいと知り、コーヒー豆を買いに、片道約9.5キロを歩いてゆく。さすがに一人は淋しいな。
 いつもの店でエルサルバドル温泉珈琲とペーパーフィルター、玉葱せんべいを購入し、いつもと違うスターバックスで2008年最後の夜を傍観していました。
 いやぁ、俺って愚か者だよな。◆

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第0083日目 〈民数記第1章:〈人口調査〉&〈レビ人の任務〉〉 [民数記]

 聖書「民数記」の読書ノートを始めます。書題の謂われは、昨日のブログに書いたとおり。
 なお、これまでノートでは1章に複数小見出しがあったときは、複数日に分けて進めてきました。が、今日は再開初日ということですので、第1章にある2つの小見出しについて、ノートを公開するとしました。

 では、内容に入ってゆきましょう。


 民1:1-46〈人口調査〉

 まだ民がシナイ山の近くに宿営していた頃、主はモーセにいいました。
 民の人口調査をし、男子の戸籍登録を行い、うち、兵役に就ける年齢の者は然るべく登録を行うように、と。

 モーセとアロンはそれに従い、イスラエルの人々の共同体を人口調査し、男子に関しては戸籍登録をさせ、別に兵役へ就ける年齢の者の登録を行いました。

 「兵役に就くことのできる20歳以上のすべての男子を氏族ごとに、家系に従って一人一人点呼し、戸籍登録をする。」(民1:20)
 結果、こうなりました、……
 01;ルベン族は46,500人
 02;シメオン族は59,300人
 03;ガド族は45,650人
 04;ユダ族は74,600人
 05;イサカル族は54,400人
 06;ゼブルン族は57,400人
 07;エフライム族は40,500人
 08;マナセ族は32,200人
 09;ベニヤミン族は35,400人
 10;ダン族は62,700人
 11;アシュル族は53,400人
 12;ナフタリ族は53,400人
 ━━以上、登録者総数は、603,550人でありました。



 民1:47-54〈レビ人の任務〉
 
 上に、イスラエルの12部族が挙げられました。
 なにか1つ欠けていますね? そう、前書の題にもなっていたレビ人です。
 ここでは彼ら━━レビ人が民全体のなかでどういう立場にあるのかが、語られます。

 主はいいました、レビ人の人口調査など以ての外、絶対に調査の対象にするな、と。
 なぜならば、彼らレビ人はすでに(散々)見てきたように、祭司を執行し、司る立場にあるからであります。

 「イスラエルの人々はそれぞれ所定の位置に、部族ごとにその旗を掲げて宿営するが、レビ人は掟の幕屋の周囲に宿営し、怒りがイスラエルの人々の共同体に臨まないように、掟の幕屋の警護の任に当たらねばならない。」(民1:52-53)



 街を歩く━━初詣の支度も進み、箱根駅伝の準備も仕上げの段階。
 そろそろ道路も路地も、店も閑散としてきた。
 でも、なぜだろう、こんな空しさと淋しさがつのった年末は初めてだ。
 20年一人で過ごしてきて、なんでいまさらこんなに……?◆

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第0082日目 〈「民数記」前夜、シューマン、〈彼女〉のことなど〉 [民数記]

 先日予告したように、明日から聖書の読書ノートを再開。「民数記」からスタートです。
 「民数記」という書題の謂われは、冒頭で人口調査が行われるところに起因しています。
 ざっと読んでみたところ、「レビ記」とは違う意味で、通読に忍耐を要しそうな予感。
 これまで同様、腰を据えて焦らず、じっくりゆっくり読んでゆこう。それしか手段はない。


 シューマンの《ミサ・サクラ》とオラトリオ《ばらの巡礼》を昨日から聴いています。
 シューベルトよりシューマンの方が好きなんですよ、実は。聴き応えがあるように感じるのです。
 歌曲であれ宗教曲であれ、シューマンの声楽曲はいつまでも聴いていたい。


 数日前から第二稿を作成している小説について、「覚え書き」として書いておきます。
 これを書き始めたのは今年の春浅い頃。死んだ婚約者への気持ちに整理をつけ、新しい第一歩を踏み出すための努力でした。
 そこへ〈彼女〉━━敬愛なるS.ホームズに倣うなら〈あの女性〉か━━が現れました。
 初稿ではそうでもなかったけれど、いまとなってはこの人の影も相当濃厚なものに。
 確かにそのとき、ぼくは彼女を好きになった。いまに至るも想いは引きずっています。
 第二稿には、それが顕著になって現れた箇所がある。わかる人がいたなら、その人だけがわかればよい。特になにも期待はしないけれど、いつまでも希望は持っていたい。
 小説の該当箇所は、こういうものです、……

「作家はマーシャル・レコードで、バーバラ・ヘンドリックスが歌うシューベルト歌曲集とミシェル・コルボ指揮するシューベルトのミサ曲第五番、カラヤン指揮するオネゲルの交響曲のCDと、ピート・シーガーのベスト盤を買った。シューベルトは先月、東京国際フォーラムをメイン会場にして行われた“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン”で聴いて探していたものである。そのときの会場は、ホールCだった。
 嗚呼、思い出よ、永久(とこしえ)にみずみずしくあれ。
 悠久の希望よ、絶えることなく彼の人の道を照らせ。」
(無断使用、改竄、引用、借用その他の行為の一切を禁ず)◆

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