第2765日目 〈書棚の入れ替えを行いました。これは今後も継続されます。〉 [日々の思い・独り言]

 久しぶりに書棚の入れ替えを行いました。かねてより予定していたものが、体調を崩すなど事情重なり、いまになった次第──。もっとも、入れ替えというても些細な量ではありますが。
 以前から気に掛かっていたのです。古典籍研究の本を詰めこんだ棚と、古典文学のテキストやリファレンス書を収めた棚が離れていることに。
 詳らかにお話しすれば、家屋の構造壁となる部分が2列ある造付け書架を分かつ形になっており、古典籍研究の棚と古典文学のテキスト等の棚がそれぞれ左右にある、というわけ。離れていても別段不便が生じているわけではないが、見た目がどうにもバランスを欠くような気がしていてね。いつかそのうち、左右に、ではなく、上下に並べて見栄え良くしたいなぁ、と倩感じていたのでした。
 やはり関係書目は、並べて置くべきですよ。上下の棚でも左右の棚でも、どちらでも構わないから。ただ当方の場合、前述したように左右の書架を分かつ形で構造壁が走っている関係上、左右よりは上下の方が勝手が良い、と判断したまでの話。
 実際そのように並べてみると、やはり問題点は生じてしまう。最大級の問題は、そこに古典籍の目録類を並べるだけの高さを確保できない、という点だ。
 古典籍や古書籍の目録、それが国内のものであれ欧米のものであれ、ご存知の方も多かろうが、とにかくサイズは大判で、本文に上質紙が使われることが多く、そのせいも手伝って1冊の厚さはそれなりにあるのだ。背表紙を隠してしまえば、殆ど分冊された第7版の『広辞苑』である。
 こそっと告白すれば、ここに『諸橋大漢和』縮刷版全13巻をも収めようとしているのだから、わが書架は文字通りのパンク状態。流石にそれはちょっと、である。別の棚に雑誌や大判書籍を収めた棚が2段あるが、そちらもいまは満杯。では、どうすればいいか、となると、例の両面抽斗になった桐棚を動かす以外にないのだが、今度はそれを移す先がない。為、堂々巡りと相成るわけで。
 大掃除と称して不要な蔵書と不要な書類等を処分した結果、空間が生じて現在は求める本が然程労せずして探し当てられるという快挙を継続できているが、まだまだ不完全である。取り敢えず造付け書架にどんな本が入っているか、把握できただけで良しとすべしだろう。或る程度までまとまった形で1つの棚に本を収められただけで、諒とすべきかもしれない。が、いちど胸中へ生じた不便、それに基づく改善プランはじゅうぶん検討に値する。
 更なる利便性を求めて、されどゆめ完璧をめざすのではなく。それをモットーに、いましばらくどの棚にどんな(分野の)本を収めるか、すでに書架に居場所を得た本と床に積まれた本、ダンボール箱に仕舞われたままの本を点検してゆきながら、ああでもないこうでもない、と頭を悩ませてみましょう。殆ど《テトリス》でありますな。呵々。◆

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