第3438日目 〈お披露目のお知らせ。〉 [日々の思い・独り言]

 かねて進捗をお伝えしていた『雨月物語』〜「浅茅が宿」現代語訳のお披露目は、08月第3週から行います。
 註釈やコメントがすべて反映できたからではありません。というか、そのあたりの作業はまったく手を着けていない状態。それでも敢えて斯様に告知するのは、〆切のある方が真面目に、計画的に取り組むから。これ、プロもアマも関係ない、森羅万象の真実なのですよ……。
 まずは上記、報告させていただきます。◆

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第3437日目 〈『ラブライブ!スーパースター!!』第2期03話を観ました。〉 [『ラブライブ!スーパースター!!』]

 神回となることが宿命づけられた感のある第03話「優勝候補」。『ラブライブ!スーパースター!!』第1期第03話はかのんと可可が初めてステージを踏む回、換言すればかのんが過去のトラウマを乗り越えてふたたび歌を取り戻した<復活>の回でした。
 それでは昨日の第2期第03話はどうであったか?
 正直なところ、神回、の定義がよくわからないのですが──個人の嗜好で左右する部分もありましょうからね──、第2期にさしたる期待を抱かぬまま観始めてそのまま、やっぱり追っ掛けよう、と決めたわたくしには、紛うことなき<神回>たり得た回でありました。
 では、どのような点に触れて、斯く思うたか? まずなによりもタイトル回収がされた点、1年生にスクールアイドルの愉しさが伝わった点、メイがスクールアイドルに入れこんでいるというよりはLiella!の熱狂的隠れファンたることが白日の下に曝された点、すみれと可可の掛け合い漫才そのクオリティが殆ど頂点に達してきている点、恰もライヴァルの世代交代の如きストーリーでもあった点、鬼塚夏美を巧く狂言回しに使って代々木アイドルフェスティヴァルの場面へ移行させた点(Lber eats……会社運営の資金稼ぎか? 俺もやったなぁ)、などなど、であります。
 今日は時間がないので1点1点について詳細に触れてゆくことができませんが、これだけは話しておきたいてふ点あるとすれば、やはりタイトル回収の件と新ライヴァルの件、でしょうか。

 まずタイトル回収ですが、これはLiella!メンバーではなく、クライマックスの学内ライヴ(挿入歌「Go!! リスタート」)で往年の神モブ(μ’sと虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に於ける)に劣らぬ行動力と統率力と技術力を発揮した神モブの1人、ヤエの口からもたらされた。代フェスの結果を承けて部室まで有志を率いて押し掛けてきた支持者たちに、かのんはいった;まだなにも結果を残していない、まだ1度も勝っていない、と。
 そんな、S2#1の恋の発言ともリンクする発言に神モブたちは、部活の入賞トロフィーなど飾ってある一角にLiella!を連れてゆく。そこにはまだ空間がたっぷりある。「仕方ないよね、去年は1年生だけだったんだし」とフォローされるが、それでも、と彼女たちはいう。まだ結果が──トロフィーや盾のように見える形で──残されていなくても、Liella!は結ヶ岡女子高等学校の希望であり期待であり、そうして<スーパースター>なのだ、とヤエはいう。
 第1期放送前に当初の『ハロー! ラブライブ!』から現在の『ラブライブ!スーパースター!!』に決定された旨『LoveLive! days!!』で発表されたとき(あれ、『G’s』だっけ?)、なにが「スーパースター、なんやろか?」と小首を傾げて、結局第1期ではそのあたり解決されることなく、心のずっと片隅でモヤモヤしていた件が、まさか第2期第03話という神回を宿命づけられた回で、よもやあんな風にさりげない台詞で回収されるとは思わなんだ。
 然り、これまでのストーリーで、多少危なっかしげな部分あったと雖も無難に、然れど折ある毎に、短い時間であっても、特にかのん(と恋)を媒介に普通科や音楽科生徒たちとの関わりが描かれてきていたからこそ、此度のタイトル回収が極めて自然な形で、すんなりと行われたのだ、とわたくしは思うておりますし、信じてもおります。

 新ライヴァルの話に移る前に、メイが隠れて行った差し入れの件。
 果たしてメイはいつ、ジュースやお菓子を入れた紙の手提げを学校アイドル部部室前に、あたかも献げ物の如くに置いていったのか? むろん、かのん&きな子が屋上で練習を始めてから千砂都が部室にやって来るまでの間、であります。どれだけの時間が経過していたのか定かではないけれど、精々十数分が限界でしょう。屋上で2人が行っていたのは練習開始前のストレッチです。身体をほぐす運動から実際の練習開始までそれ程の間隔があくとは、自身の経験を顧みても、ジムでの周囲の動きを思い出してみても、考えられません。為、精々が十数分の間隙ではないか、と申す次第です。むろん、根拠が薄弱であることはじゅうぶん承知しております。
 さて、千砂都が屋上に現れて差し入れがぶら下がっていた旨かのんたちに伝えた、それを承けてきな子がきっと1年生からに違いない、競争で屋上まで階段を駆けあがってきた可可とすみれに後輩たちの想いが詰まったジュースと説明してペットボトルを渡す千砂都……ちょっと待て。幾らアニメだからとて、幾ら学内だからとて、普通に受けとってなんの疑いもなしに飲むのか、平安名すみれ?
 否、責めているわけでも疑を呈すわけでもない、単にこの様子を向かいの棟にあると思しき科学室から双眼鏡で覗いていたメイが、「受け取ってくれた〜〜〜!」とアヘ顔を躊躇なく曝してジュースを豪快に飲んで「プハアッ」とやる姿、それをなんともいえぬ表情で眺める四季が、ああ可愛いな、と思うただけのこと。

 本話で本名(…………?)が明らかになった、第02話EDでは「謎の少女」とクレジットされていたウィーン・マルガレーテ。芸名であるにしても、センスの悪さを疑ってしまう。由来はウィーン出身のマルガレーテ・なんとかさん、なのだろうか。なんとかさん……すみれとちぃちゃん、出番だよ!
 それはさておき。
 「優勝候補、なんて騒がれてたけれど、あの程度のパフォーマンスならラブライブ! なんて大したことなさそうね」なんて意味の堂々たる嫌われキャラの台詞を吐いておりましたな。咨、これ、明確なヘタレ&ポンコツ化確定の台詞ではありませんか。過去に幾らでもいたぞ、同種の台詞を吐いて強キャラ扱いされたが、なにかの拍子に墜ちてしまったキャラクターたちが。
 しかし、まだ中学3年生。かなりイタイ人ですが、それ以上にヤバさを感じさせるのが、粘着質なストーキングぶりです。かのんの名前を呼ぶはいいが、なんのために呼んだのか? 呼んでみただけ、なんて反応はきっと誰も許さないだろう。名前を呼ぶぐらいは幼稚園児もできる。なぜ呼んだのか、それを片鱗程度でも説明しろよ。
 しかも、そのストーキングぶりは、殆ど犯罪者のそれです。いつの間にかかのんの家を突き止めているのみならず、かのんの部屋の位置まで精確に知っていたり、挙げ句にカーテンの隙間を狙って緑色の光点信号(モールス?)を送ってかのんを外へ呼び出すとあっては、たとい中学生であっても警察のお世話になったってまるでおかしくない。中二病全開キャラよりも遙かに現実的なHORRORを感じさせる狂暴凶悪なるサイコパスが、いよいよ本格的に『ラブライブ!』シリーズに登場か……。
 ……まぁともあれ、本格的登場を祝して極めて儀礼的に。代フェス優勝おめでとう、と無表情かつ棒読みでお伝えしておきます。あれ、ちょっと待って……-中学生ってラブライブに出られたっけ?
 サニパが学園ライヴに集中して、次回ラブライブ!で2連覇を達成すると宣言しているため、その登場は前期程多くはないと思われることから、必然的にウィーン・なんとかさんの言動とLiella!に与える影響は今後の注目ポイントといえるでしょう。この点は期待して良いか、と思われます。



 今更ながら気が付きました──台詞の書き起こしとタイミングのチェックをしていないだけで、こんなに早く感想文が仕上がるんだね。
 感想文の書き方、作業工程を見直す必要がありますな……。前述の台詞やタイミングの件を含めて、もしどうしても必要な補足があれば後日本稿に追記してゆくなり、別稿を著せば良いのですから。
 全く以て、やれやれ、であります。
 次回第04話は「科学室の2人」、メイと四季の加入回である様子。屋上で体操着姿で誰か(おそらくメイ)を手招く四季、かのんに手を握られて理性崩壊しそうなメイ、たこ焼きを前にしたちぃちゃんのご満悦な表情、などなど……気になります!
 ……そういえば今日の第03話は、今期初めてすみれが「ギャラクシー!」を発し、また自然災害の警報が表示された回でしたな。◆

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