第3434日目 〈突然の出来事に唖然、茫然──。〉 [日々の思い・独り言]

 このような日常のトラブルを好機到来と捉えて、書きあぐねていたブログ原稿のタネとし、すぐさま筆を執り始める姿を、滑稽と思い憐れと思い、もはや骨の髄まで染みこんだ道楽に耽るしかないか、と諦めの溜め息を吐いてみた。

 ──be stunned at the sudden occurrence,
 突然の出来事に唖然とする、という意味です。
 ──No, way!?
 マジかよ!? ありえねー!? という意味です。
 もちろん、いずれもそれ以外の意味合いを持つでありましょう、場面や状況等に応じて。
 徒に行数を稼ぎたかったわけではありません。ここでいう「突然の出来事」が発生した瞬間、わたくしが口走った、或いは口のなかで叫んだ台詞です。まぁ、英語ではありませんでしたが。

 それは、ジョニー、こういうことだったんだ……
 執筆の下調べでと或る、ライフ・ハック系の文庫を読んでいました。ようやく集中してきた、と感じたその瞬間、──
 机上のマグカップが倒れて、注いだばかりのコーヒーがこぼれた。とっさに、流れ広がる液体をハンカチで吸い取り、ティッシュペーパーで拭った。机の縁から床へ流れ落ちたコーヒーを拭いた。
 液体の流れた範囲内に文庫以外のものはなかったので、PCと周辺機器や書類等々に被害が出なかったのが幸いごと、だったでしょうか。「マジかよ!? ありえねー!?」といいつつも安堵していたというのが、実状に近いかもしれません。
 被害は文庫のみで済みましたが、確かコーヒーを注ぐためにページを開いたまま伏せたのでした、お陰でそのページを中心にコーヒー染みができてしまった。これまで雨に濡れたせいで被害を蒙った本はありましたが、コーヒー被害は初めてだったような気がします。
 その文庫はいま、新聞紙を挟んで水分吸収中。日中に生じた「sudden occurrence」であったら、然る後に陰干しもできたのでしょうが……、と書いている最中に、テレヴィかなにかで知った「濡れた本の乾かし方」を試してみよう、と思い立ち、実は中座していました。
 ……件の本をジップロックに入れて冷凍庫へ、垂直にして放りこんできました。経験者のHPを見ると、ドライヤーで乾かすとか紙を挟んでおくやり方よりは原状に近附けられるみたいですね。ジーンズにこぼれてできたコーヒー染みも、同じように原状回復できればいいのになぁ。
 さて、24時間超が経過した後、文庫はどのようになっているのでしょう。初めての冷凍庫放りこみなので期待半分、不安半分、という心境です。
 今日明日の食事当番である奥方様と姪っ子には不評かもしれませんが、まぁ、いちど試させてもらうぐらいは良いと思っています。
 ……え、その文庫の著者とタイトル、ですか? 池上彰『池上彰の新聞勉強術』(文春文庫 2011/12)でした。◆

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