第3526日目 〈父が娘に願うこと。〉 [日々の思い・独り言]

 あなたには、ひとたび結ばれた人との縁を大切にしてほしい、と願います。
 関わり合った人すべてと交友関係を結び、維持しなさい、というのではありません。人間関係の見直しと整理というのは、大人になるにつれて必要になりますから。
 父が望むのは、大切な人との縁を自ら失うような軽挙は避けてほしい、そのためにも芯の部分で正直に、誠実であったほしい、ということです。
 あなたが成長してゆく途中で、このことをいつか話そう。◆

 青々たる春の柳、家園に種ることなかれ。交りは軽薄の人と結ぶことなかれ。楊柳茂りやすくとも、秋の初風の吹に耐めや。軽薄の人は交りやすくして亦速なり。楊柳いくたび春に染れども、軽薄の人は絶て訪ふ日なし。
上田秋成『雨月物語』「菊花の約」より


 赦されることの少ない者は、愛することも少ない。
「ルカによる福音書」第7章第47節


 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
 愛は決して滅びない。
「コリントの信徒への手紙 一」第13章第4-8節


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