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第2715日目 〈読書のための場所〉 [日々の思い・独り言]

 ちょっと昨日のエッセイを補完するような文章を、書きます。
 ──マーフィー理論ではありませんが今後願い続けて実現させるために、祈るが如く、強き希望をこめて、どのような景色のなかに身を置いて、本を読み耽りたいのだろう、と考えてみます。今日は短いので、ご安心を。
 ここ20年でいちばん本を読んだ場所は、やはり通勤電車のなかですね。勤め人である以上、これは仕方ない。次に読書に励んだ場所は、おそらくカフェでなかろうか……南蛮屋Caféとスターバックス各店舗、これが両巨頭。
 南蛮屋Caféは、南蛮茶房に名を変えたあとも引き続きよく通った。2階の奥の、床が一段高くなった隔離室のような部屋の楕円形の大きなテーブルの片隅に座を占めて、書き物に励み、読書に耽り。
 余談;フランスとイギリスの好色小説を読んでいて、日本人形のような店員さんに「なんの本、読んでいるんですか?」と訊ねられて思わず赤面、シドモドしてしまったっけ。思い出の断片。
 ──軌道修正;どんな環境で読みたいの? 心に都度かすめるその光景は?
 まじめに考えよう。
 明窓浄机、独り静かに読書に向かうも宜しかろう。昔ながらの明窓浄机は、既に夢物語かもしれない。が、近い環境を実現させることは、心がけと居住環境次第で難しくないと思います。
 自分が読書する場所というのは、小さくて良い。むしろ、そちらの方が好ましい。
 ときどき、インターネットで読書スペースを紹介したページを見ていますが、こぢんまりとした空間(というか部屋の一角)で良いのです。寝転がりつつ坐りつつ、腰に負担のかからぬ楽な姿勢がとれるソファがあり、適度な明るさの照明と、コーヒーの入ったマグカップを置く丸テーブルがあれば、それでいいかな、と。
 そんなとき、決まって脳裏を過ぎるイラストがあります。
 有川浩『図書館革命』映画化に合わせて、『カドカワキャラクターズ ノベルアクト2』が刊行されました。その巻頭口絵がね……もう甘々なんてものじゃない光景なんだけれど、堂上と郁が2人仲良く並んでソファに坐り……窓際に配されたそのソファで本を読み、両脇には本のつまった書棚が2竿あって。
 ──ああ、これでいいのではないか。わたくしの求めていた読書スペースとは、とどのつまりこういうものではなかったか。
 子供の頃のように、家の縁側で寝転がってする読書も良い。海岸のテトラポッドに背中を預けて、波の音と風の音を聞きながらの読書だって、忘れ難い。が、それはおいそれと、容易く実行できることではない。
 一念発起して部屋の大片附けを行い、居住スペースに広がりが生まれたなら、このイラストを基にした小さな、なににも煩わされることのない読書スペースの実現を望む。目を疲れさせぬよう、照明にも気をつけて……。
 そこに腰を落ち着けて、時間の過ぎるのも忘れて、好きな本に没頭するのが、わたくしが当面実現させたい夢。
 さて、それでは3連休中日の明日、朝から蔵書の点検と処分を致すとしましょう。◆

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