第3510日目 〈趣味は、蔵書整理。〉 [日々の思い・独り言]

 菅前首相の「趣味は安倍晋三」に倣うわけではない(『中央公論』2022年09月号)。短期的突発的に没頭する趣味がわたくしにあるとすれば、それは陋屋に山脈を築く蔵書群の点検、整理ぐらいである。但し、というか勿論、というか、うむ、対象になるのは「わたくしの所有になる蔵書」を指す。
 娘がはいはいや伝い歩きをするようになるまでは安心とはいえ、いつ何時彼女が床から生えたような蔵書山脈に接触してその下敷き、いやいや、怪我でもしたらどうするのか。対策は事前から講じている方が良い。
 その蔵書も、右から左へ動かしただけ、上にあったものを下におろすだけ、そんな程度の整理が果たしてどれだけ対策というに相応しいか、われながら小首を傾げてしまうけれど。本棚を数竿購入しないと、現状の改善は不可である、と気附かされるだけの行為。
 おかげで机の上は(多少ながら)広くなった。その代わり、椅子の横に以前からあった本の塔は、一段と高くなった。興味本位でメジャーで高さを測ったら、1メートル強あった。測るんじゃなかった。そんな後悔も既に遅い。
 なぜ机のまわりに本が積み重なる結果となったか。答えは簡単。ブログ他原稿の執筆に必要だ、参考になるだろう、と購い続けたり、架蔵の本を取り出してきて──ときどきテーマ毎に並べ替えて──積んでいたら、いつの間にやら摩天楼と化していたのである。
 そこでわたくしは決心した。今年も残るところ2ヶ月半。ブログ用に用意しているエッセイ3本に関しては、机まわりの資料を動員して書きあげて、お披露目できるようにしよう。
 誰ですか、いまそこで笑ったのは?◆

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