第3514日目 〈反省すべきは買いすぎた本のことだけではなくて。〉 [日々の思い・独り言]

 昨日の続きのような話。
 あまりに広範囲に渡ってしまい、収拾がつかなくなってきている読書の幅を狭める必要が生じたことを、はっきり悟った。為、昨日のお話をさせていただいた。
 それは購書/読書のみならず原稿書きにまで波及している。当たり前だ。
 この数ヶ月、新聞など報道をタネにした原稿を時折書いていたのは、自分に書ける話題の幅を広げるため、そのエクササイズ。概ね訃報やその人の業績、社会的出来事、政治にまつわるあれこれが中心になった。
 なにを、どう書いて良いのやら、迷いながら、書き倦ねながらの原稿執筆であった。悪戦苦闘の痕跡をどの程度留めているか、それは読者諸兄の判断に委ねることになる。が、執筆した側としては読むに耐えるレヴェルのものをお披露目できた、と自負したい。
 が、それもそろそろ一旦小休止、自分が好きなことについてのエトセトラを書くことに戻ろうと思う。しばらくはそちらに専念しようと思う。もっとも、舌の根の乾かぬうちに、例えば明日あたりに政権批判のエッセイをお披露目している可能性は無きにしも非ずだが。
 書いていていちばん愉しいのは好きな本について語ること、ちょっとした疑問や好奇心に端を欲した考証もの、である。文学とか歴史とか宗教とか言語とか、そうしたジャンル分けではなく、ジャンル不問で自分の興味を惹いた事柄、関心ある出来事について、書くのがいちばん愉しいのである。
 そのためには、仕事や家事の時間の隙間に生まれた時間を上手く活用しなくてはならない。
 咨、速読術ならぬ速筆術を身に付けたいものです。願わくば、高度な思考力と瞬時の読解力、類い稀なる集中力も。……呵呵。◆

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