第3574日目 〈一筆啓上、過去に仕事した人たちへの言葉。〉 [日々の思い・独り言]

 久しくお会いしておりませんが、ご健勝と存じます。先達ての宴席での拙事、ご依頼を承けて下記の如く改めてお話申しあげます。宮様に於かれましてはお胸内にお仕舞いくだされば幸甚と存じます。
 その席では湿っぽい話となりました。然れど重ねて申しあげます通り、あれは拙の偽らざる本心となります。
 知る方はもはやこの世に僅かの数となりましたが、せめてと思うは一緒に仕事をした各々が選んだ道で幸せになり、また選んだ夢で大成してほしい、と心底より願う者であります。
 一緒に仕事した各々には此方の気持など伝わりますまい。誤解と偏見と思込と嘲笑と愚蔑の外にかれらが何を思い抱き、心に残しましょうぞ。
 斯様に有りと雖も致し方無しと思う我確かに裡に在り、否めぬが誠の所と云わざるを得ませぬ。致し方なし。払拭の手立て幾許ぞ有りと申せども講じれば却って泥沼、更なる誹謗を招くのみと思われます。
 然れど宮様に於かれましては長年来の交誼を賜りますがゆゑご承知と存じますが、我に人を否み、悪しく思うたり厭いまた忌避する者唯の一人も無し。
 たぶん誰も本意を知ることなく各々の人生は潰えるのでしょう。哀しくも亦其れ致し方なし。併し、貸金庫に預けた宣戦布告と罪状報告を破棄するは出来かねる。優位なカードを自ら棄てるなど如何に出来ましょうか。むろんこれをPROPAGANDAの一種と覧るは各自の自由と申しあげて擱筆致します。
 宮様に於かれましては心忙しい歳末となりましょう。諸事有り御多用とは存じますが、何卒お気をつけて年末をお過ごし下さいますよう臣謹んで申しあげます。◆

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