第2979日目 〈長編小説『ザ・ライジング』第3章のまとめです。〉 [小説 ザ・ライジング]

 この小説を書いているとき、常に傍らにあってバイブルの如く霊感を授かり、道標となり、奮い立たせ、導いてくれたのは<わが神>、スティーヴン・キングの『ザ・スタンド』と『小説作法』でした。
 高校生の時分からわたくしは小説を書くとき、どこかでキングを意識していた。偉そうな物言いになってしまうが、事実そうだったのだから仕方がありません。段落の作り方や場面の切り替え方は専らキングの短編から学んだ。キャラクター同士の絡みやプロットの作り方なんていうのも、キングの小説に馴染んでゆくなかで自然と体得できてゆきました。
 それまでもずいぶんと小説を書き散らしてきましたが、『ザ・ライジング』はそうした創作活動で培った文章作法や小説技法の諸々を、当時なりに出し切った一作となりました。たぶん、ここまで力を出し切ったといえる小説を書いたことはそれまで、ただの一度もなかったかもしれません。むろん、今日の目で見れば拙かったり、ほころびの目立つ箇所も散見されるけれど、2003年当時としてはこれが限界でありました。
 烏滸がましくもいうならば、本作はキング読書の賜物というて良いかも。原作者のキングは勿論としてこの国に於いては翻訳家の方々、各出版社の編集者や校正・校閲担当者、営業部の方々、流通と取次に携わる諸兄、書店の担当者、そういった方々が労惜しまずキングの小説を1人でも多くの読者に届けてくれるための力を惜しまなかったから、わたくしは『ザ・ライジング』を書くことができたのだ、と本心から思うておるのであります。
 とりとめの無いお話になりました。
 以下、第3章のまとめとなります。

 第2445日目 〈『ザ・ライジング』第3章 1/28〉
 第2446日目 〈『ザ・ライジング』第3章 2/28〉
 第2447日目 〈『ザ・ライジング』第3章 3/28〉
 第2448日目 〈『ザ・ライジング』第3章 4/28〉
 第2449日目 〈『ザ・ライジング』第3章 5/28〉
 第2450日目 〈『ザ・ライジング』第3章 6/28〉
 第2451日目 〈『ザ・ライジング』第3章 7/28〉
 第2452日目 〈『ザ・ライジング』第3章 8/28〉
 第2453日目 〈『ザ・ライジング』第3章 9/28〉
 第2454日目 〈『ザ・ライジング』第3章 10/28〉
 第2455日目 〈『ザ・ライジング』第3章 11/28〉
 第2456日目 〈『ザ・ライジング』第3章 12/28〉
 第2457日目 〈『ザ・ライジング』第3章 13/28〉
 第2458日目 〈『ザ・ライジング』第3章 14/28〉
 第2459日目 〈『ザ・ライジング』第3章 15/28〉
 第2460日目 〈『ザ・ライジング』第3章 16/28〉
 第2461日目 〈『ザ・ライジング』第3章 17/28〉
 第2462日目1/2 〈『ザ・ライジング』第3章 18/28〉
 第2462日目2/2 〈『ザ・ライジング』第3章 19/28〉
 第2463日目 〈『ザ・ライジング』第3章 20/28〉
 第2464日目 〈『ザ・ライジング』第3章 21/28〉
 第2465日目 〈『ザ・ライジング』第3章 22/28〉
 第2466日目 〈『ザ・ライジング』第3章 23/28〉
 第2467日目 〈『ザ・ライジング』第3章 24/28〉
 第2468日目 〈『ザ・ライジング』第3章 25/28〉
 第2469日目 〈『ザ・ライジング』第3章 26/28〉
 第2470日目1/2 〈『ザ・ライジング』第3章 27/28〉
 第2470日目2/2 〈『ザ・ライジング』第3章 28/28〉

 物語は折り返し点に入りました。相手の男性の名前をムカつくから換えようかと思いましたが、それはあまりに主人公が可哀想なのでやめておきます。……他の小説にまで影響が出ますので。
 それでは、明日の第4章まとめで、また。◆

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